・トレードルールに対する認識 その2

結局、どのルールにもドローダウン時期や収穫時期がそれぞれ違うという事!

これを知ると、全ての指標が全部同じサインにならない!

ということも理解できるはず。

例えば、

Dルール=+5%になったら利確!

Eルール=MACDがクロスした翌日に寄付きで利確!

このルールを1年間実践した場合の収支結果はどうなるのでしょうか!?

もしその一年の相場がプラスマイナス6%前後の持合相場だった場合、

Dルールは大幅プラスな収支、Eルールはおそらくマイナス収支でしょう。

また、トレンドを継続し続ける相場だったとしたら、全くの逆になるはず。

じゃぁー、一体どうすればいいのか!?

持合相場を想定して、それに合ったルールを作るか!?

それとも

トレンド相場を想定して、それに合ったルールを作るか!?

そうか!

それこそ、過去のチャートを見ればいいわけです!

どちらが多いか・・・

おそらく、トレンドが出ているチャートの方が多いはず。

だったら、トレンドが出ると仮定して、

利益が一番取れるやり方を!

ではなくて、

自分が継続しやすい(ストレスを感じない)ルールを作れば・・・

この「ルール」とは、ある意味、職業に似たものがあります。

利益だけを追求するなら、職業もある程度限られます!

でもそれらを目指すより、向き不向きも考えて継続しやすい(苦痛でない、楽しい)職業を選んでいるはず。

ルール作りも同じです。

あとは、そのルールに「期待値プラス」という絶対条件を組み込めば良いわけで・・・

と言うと、

その期待値プラスが一番難しいんじゃ!!!

って怒られそうですが・・・

あなたは既に収支期待値±0のルールを知っているはずですよ!

という事実に気付ければ・・・

意外と簡単ですよね!?

結局は、気付くか気付かないか、知っているか知らないか、知っていてもやるかやらないか、やったとして継続出来るか出来ないか!

一番ダメなのは、思考しない事!

こうやって考えると思考はすべての始まりでもあるんですね。