・木を見て森を見ず!

相場の格言で、

「木を見て森を見ず」

というものがあります。

こういうことですね。

小さいところに集中し過ぎて、視野が狭くなる事に注意しましょう。

もっと全体を見ましょう!

非常に大事なことですね。

僕もこれを知ってからは、忘れずに確認するようになりました。

しかし、

この考え方も間違った使い方をすると逆効果となります。

具体的に説明すると、

銘柄選択をする場合(銘柄を保有する前)は、

一部分だけ見るのではなく全体の流れも捉える為に、

「木を見て森を見ず」

を意識して慎重に銘柄を選んだ方がいい。

でも、

そうして選んだ銘柄を一旦保有したのであれば、

今度は逆に、

「森」は見ずに「木だけ」に集中するべきです

なぜなら、余計なものを見る事によって、

ルール通りにロスカットや利確が出来なくなってしまうからです。

僕も実際に、保有してしまった銘柄のチャートは、ローソク足数本しか表示していないし、僕の手仕舞いルールに該当するかしないかを判断するだけなら、これだけで十分なのです!

極端な話、

あなたのルールが「MACDのDC(デッドクロス)で手仕舞い!」というものならば、ローソク足は一切必要無し!MACDシグナルだけ見(表示し)ていればいいわけです。

このように、相場格言を正しく理解した上で、それに沿った環境改革(見なくてよいものを画面に表示させない等)もしていくことをお勧めします。

結論:相場格言も自分のスキルアップの為には非常にありがたいお言葉ですが、間違った使い方をしてしまうと、逆に成長の妨げにもなってしまいますので注意が必要ですね。

今更ですが…

「木を見て森を見ず」

は、相場の格言ではなく、

ただの格言だったかも…(笑)