・相場解説って必要?

下記は某スクールのメルマガで送られてきた内容です。

本日の相場まとめ – 2017年〇月〇日() 1万〇〇〇〇円〇〇銭(+〇〇〇円〇〇銭)

本日の日経平均は朝方から 円安・ドル高の進行を手掛かりにした 買いが広がり、終日高値圏で 堅調な動きを見せ、 〇月〇日に付けた高値1万〇〇〇〇円を 上回って昨年来高値を更新しました。 日経平均株価は 前営業日比〇〇〇円〇〇銭高の1万〇〇〇〇円〇〇銭で終了。 値上り銘柄数は〇〇〇、 値下り銘柄数は〇〇〇変わらずは〇〇〇でした。 来週1415日の 米連邦公開市場委員会(FOMC)での 利上げ実施は既定路線とされているようです。 市場は年3回の利上げペースを 織り込み始めていて、 円安・ドル高基調の強まりが株高を後押しました。 しかし、日経平均が2万円の大台を達成するには まだ時間がかかるとの見方もあります。 大台達成には 米税制改革の具体化が必須で 今後は上値の重い展開が 予想される可能性もあります。 また、日経ジャスダック平均は〇〇連騰となり、 約〇〇年ぶりの長期続伸記録に並びました。 週明けはイベント控えた動きになる可能性が ありますのでしっかりと見極める必要がありそうです

 さて、この情報は、皆さんの日々のトレードに必要な何かが一つでも含まれていますでしょうか!?

私のトレードには、何一つ参考になるものはありません。

だから何!?としか言いようがありませんし、

ふ~ん、そうなんだ…

とすら思いません。

この手の解説の最後の決まり文句は、ほとんど「見極める必要があります、慎重にいきましょう、様子を見ていきましょう、注意が必要。」です。

そんな私も、勝てない頃はこういったものをよく参考にしました。

でも、冷静に考えると何の参考にもならないですよね。

皆さんが一番知りたいことは、それで…今、明日は、買いなのか!?売りなのか!?これだけの筈です。

そんな私もスクールで生徒さん相手に相場動向を語ることがありましたが、必ず最後はこう言っていました。

「・・・だからと言って、明日の株価が上がるか下がるかわかりません。しかし、今現在私はA社を〇〇株買い保持していて、B社の株を〇〇株売り保持していますよ!なぜそうしているかと言うと…」

こういった話の方が、

じゃ、あれはいつどこで買って、あれはいつどこで売ったんだろう!?

と研究し始めるのであれば、上記の相場解説よりはるかに参考になりませんか!?

相場解説は、だからどうなんだ?どこを参考に何をどうすればいいんだ?という明確な行動に繋がらないわけです。

なぜその情報を求めるのか!?

なぜその情報が必要なのか!?

をしっかりと考えて自分の行動を見直していきましょう。

ポイントは「利益に直結する行動」です。