ツナギ売りとうねり取り…
私は、このやり方のメリットが今一よくわかりません…
ツナギ売りはまだ現物買い保持してれば株主優待という恩恵がありそうですが…
いずれも「両建て」をするという意味では、
なんかトレードの本質から外れている様な気がしてなりません。
そもそもトレードには「買い」と「売り」しかありません。
買いには、「新規買い」と「手仕舞い買い」の2種類
売りにも、「新規売り」と「手仕舞い売り」の2種類
ですよね。
ということは、買いポイントと売りポイントは変わらないわけで、皆さんが一番知りたいのも、
どのポイントでどちらを仕掛けるか?
が一番重要なわけですよね!
例えば、
①100円で100株買った株を150円で手仕舞い売りした場合、50円幅が利益となります。(確定利益+5000円)
②これを100株買い保持したまま150円で100株新規売りの両建てをした場合も同じですよね。(買い建て含み益+5000円、新規売り建て含み損益±0円=含み益+5000円)
①も②も、その後の株価が150円からいくら上がろうが下がろうが+5000円幅の利益(含み損益)は変わらないですよね。(細かい金利手数料の話をすれば②の方が①よりも若干損していますが)
この状態で株価が170円になったので、
①100株新規売り(まだ前回の確定利益+5000円のまま)
②100株手仕舞い売り(確定利益+7000円、新規売り含み損-2000円=実質+5000円)
その後株価が120円になったので、
①100株手仕舞い買い
(前回の確定利益+5000円と今回の確定利益+7000円=+12000円)
②また100株新規買い(売り建て含み益+5000円、新規買い建て含み損益±0円と前回の確定利益+7000円=+12000円)
②手仕舞い買い(今回の確定利益+5000円と前回の確定利益+7000円=+12000円)
やはり①と②で獲得した利益は全く変わらないのです。(細かい金利手数料の話をすれば②の方が①よりも若干損です)
今回の説明は少し複雑過ぎましたが…
要は、
「新規買い」も「手仕舞い買い」も
「買い」という行為に変わりはない!
「新規売り」も「手仕舞い売り」も
「売り」という行為に変わりはない!
ということで、
どこで何株買ったか(売ったか)は、
①も②も収支的には、
全く同じことなのです!
しつこいようですが、
細かい金利手数料の話をすれば②の方が若干損です(笑)
ということが言いたかったのです。