「損小利大」
損失を小さくして、利益を大きく取る!
という考え方ですが、
結構、これを勘違いされている方が多いようです。
この損小利大という考え方は「含み益」や「含み損」で判断してはいけないのです。
例えば、
今日の大引け直前に、保有銘柄をチェックし、
銘柄A +23,400円
銘柄B -23,400円
銘柄C +2,980円
銘柄D -2,980円
を確認し、銘柄A,Cは持ち越し、銘柄B,Dをロスカット!
なんてやってないですよね!?
一見、損は小さく利益は伸ばすという「損小利大」の考え方に合致しているように思えますが、全然違います。
なぜなら、
多くの方は、金額だけで判断しようとしていますから…
この考え方実は、
含み益や含み損で判断するのではなく、あなたのトレードルールに組み込まなければいけない考え方なのです。
もしもあなたのトレードルールがそのようになっていないのであれば、
それ自体をもう一度見直さなければなりません!
ということなのです。
なので、「損小利大」をしっかりとトレードに反映させているプロならば、上記の銘柄A~Dを金額関係なしで利確やロスカットします。
例えば、
銘柄D(-2,980円)はロスカットするのに、銘柄B(-23,400円)は保持したまま!
銘柄C(+2,980円)は利益確定するのに、銘柄A(+23,400円)はまだ利益確定しない!
というようなこともあり得るということです。